
ーが」という情報紙で台本のプロットを募集しました。対象が一応県内在住者か県内出身者ということで募集しました。それで何件か応募もありましたが、風雅堂の舞台上ではやりづらいというようなものもありまして、第2次募集をして、その結果、「早春譜」なる作品が選ばれました。 演出だけはうちの方で、地元でアマチュアで演劇をやられていました先生にお願いしまして、そのほかはすべて一般公募としました。うちの方には会館の裏方組織で「ふうがくらぶ」なるものがあるんですが、そのスタッフもかなり手伝いに名乗りを上げてくださいまして、そういう方たちのレベルアップを図るために、国立劇場でお仕事されています金井大道具さんですとか、そういうところから講師を招いて実際的な舞台技術の講座を行ったり、あとは演劇鑑賞会とかの協力で、役者さんにお願いしてメーキャップの講習会などもやりました。 実際はやっぱりこういう催しですのでチケットは余り売れていないのが現状です。11月23、24日が本番なんですけれども、市の共助会とかにまとめて買い取ってもらった分ぐらいしか売れていないというぐらいで、こういうのは最初の投資が必要だなという部分で割り切るしかないと考えていますが、逆にこういう事業ですと、地域創造さんですとか、そういうところからの補助がつきやすいということで、何とかやろうということで進めています。題材が題材ですので、やっぱりマスコミ受けは結構いい感じでして、山口県の方から実際取材に来たり、そういうことで話題だけはつくったという形になっています。 提携事業の考えで、青少年の育成を目的とした、子ども劇場さんですとか、ジュニアオケですとか、そういう4団体をこちらであらかじめ選定して指定しまして、子供向けに関しましてはすべてうちの会館使用料を免除という形でやるようになりました。もともとスタートした時点から市内の幼稚園から高校までの、クラブ活動ですとか、そういう芸術文化活動の発表の場というときにはやはり無料で貸していました。これは使う方にとっては結構いいという感じかもしれないですけれども、事業をやっている会館側からすると、無料のため何日もおさえてしまい、コンサートとかができないという弊害も生まれました。演劇クラブの高校生とかはかなり裏の方に興味を持ちますので、うちの方の「ふうがくらぶ」という裏方組織に参加してもらいまして、実際スポットライトを使ったりとか、それぞれによっていろいろ教えています。これが将来的にもっと文化的なかかわりを持ってくればいいかなと思います。 あと、高校生向けで、海外から呼んでいるチーフタンズですとか、アフリカンジャズパ
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